【国内取引所】楽天ウォレット(Rakuten Wallet)とは?:概要・評判から口座開設の流れ|メリット&デメリットを紹介
【国内取引所】楽天ウォレット(Rakuten Wallet)とは?:概要・評判から口座開設の流れ|メリット&デメリットを紹介
楽天ウォレット | |
名称 | 楽天ウォレット |
運営会社 | 楽天ウォレット株式会社 |
サービス開始時期 | 2019年8月 |
提供する取引の種類 | 現物取引 |
取扱銘柄数(現物のみ) | 3種類 |
最小取引単位(ビットコイン | 0.00000001BTC |
トラベルルールるシステム | Sygna |
公式サイト | 楽天ウォレット公式サイト |
- 楽天によるサービスであるため安心安全!!
- すでに楽天会員の場合は簡単に取引開始が可能!!
- 楽天ポイントで暗号資産投資ができる!!
- 販売所形式での現物取引
- 楽天ポイントで仮想通貨の購入
販売所・取引所で現物取引
販売所での仮想通貨の現物取引
楽天ウォレットでは『Bitocoin(ビットコイン)』『Ethereum(イーサリアム)』『Bitcoin Cash(ビットコイン・キャッシュ) 』の3つの銘柄を販売所形式で購入することが可能です。
購入可能銘柄に関してはとても少ない印象ですが、楽天ユーザーが仮想通貨を初めてみたいという場合の『はじめの一歩』として利用するのは大いにあるだと思います。
(画像)楽天ウォレット
楽天ポイントで仮想通貨の購入
楽天ウォレットでは『楽天ポイントで仮想通貨を購入可能』という他の仮想通貨取引所にはないサービスを提供しています。
交換レートは『1ポイント=1円』であるため、通常の楽天ポイント同様の使い勝手でビットコイン等の仮想通貨を購入することが可能です。
普段から楽天閉域網のサービスを頻繁に利用しており、楽天ポイントが余っているという人に大変オススメのサービスです(期間限定ポイントは利用不可です)。
- 楽天ポイントで仮想通貨が購入できる
- 楽天ポイントの現金化ができる
- 楽天銀行との連携がスムーズ
楽天ウォレットを利用する際の一番のメリットは『楽天ポイントを利用できる』という点でしょう。
従って『いきなり現金を用いて仮想通貨の購入をするのが怖い』という人は楽天ポイントを使って『ノーリスク投資』を行うことができます。
普段から『楽天サービスを利用している人』『貯まった楽天ポイントをも余している人』はぜひ楽天ウォレットで仮想通貨の購入をしてみてはいかがでしょうか?
※『スーパーポイント(期間限定)』は利用できません。
楽天ウォレットではなんと『楽天ポイントの現金化』をすることができます。
楽天ポイントは通常現金化することは不可能なのですが楽天ウォレットであれば簡単にできてしまいます。
方法は簡単で『楽天ポイントで仮想通貨を購入した後にすぐに売却する』というものです。これだけで簡単に現金化をできてしまいます。
もちろん最低取引金額を満たしておく必要はありますが、ある程度ポイントが貯まっている人は利用を検討してみても良いでしょう。
楽天ウォレットは『楽天銀行』と連携すると大変スムーズに利用することができます。
楽天銀行を持っている人であれば『楽天銀行の情報を入力するだけで口座開設が可能』です。
さらに楽天銀行からの入出金も大変スムーズに行うことができるため、楽天ユーザーであればすぐに取引を始められます。
- 取引所が利用できない
- 取り扱い銘柄が3種類しかない
- 仮想通貨の送金手数料が高い
楽天ウォレット『販売所形式』の取引に対応しておらず『取引所形式』には対応しておりません。
故に仮想通貨の売買時には取引所による販売手数料が上乗せされた価格での取引となりますので多少割高な取引となってしまいます。
- 販売所:仮想通貨交換業者が購入希望者に対して直接販売する形式
- 取引所:”買い手”と”売り手”の仲介を仮想通貨交換業者が行い取引を成立させる
ですが基本的には楽天ウォレットをメインで現金取引を行う人は必要はなくあくまで『ポイント投資用』として割り切ってしまえば大したデメリットではなくなります。
楽天ウォレットの現物取引は『Bitocoin(ビットコイン)』『Ethereum(イーサリアム)』『Bitcoin Cash(ビットコイン・キャッシュ) 』の3銘柄しか取り扱っていません。
故に色々な仮想通貨銘柄を積極的に購入したい人には少々もの足らないでしょう。
しかしこの点も『楽天ポイントでの投資を希望する人』や『仮想通貨をこれから始める人』には大した問題ではないとは思いますので大したデメリットではないでしょう。
楽天ウォレットを普段から利用しいて少し不便なのが『仮想通貨の送金手数料の高さ』です。
楽天ウォレットでは『取引所→取引所』『取引所→ウォレット』などの仮想通貨の送金の際の手数料が高く送金するだけで結構な金額を持って行かれてしまいます。
以下は楽天ウォレットにおける各銘柄の出金手数料を表したものです。
取引所名 | BTC | ETH | BCH |
---|---|---|---|
楽天ウォレット | 0.001BTC | 0.01ETH | 0.001BCH |
GMOコイン | 無料 | 無料 | 無料 |
DMM Bitcoin | 無料 | 無料 | 無料 |
BITPOINT | 無料 | 無料 | 無料 |
bitFlyer | 0.0004BTC | 0.005ETH | 0.0002BCH |
Coincheck | 0.0005BTC | 0.005ETH | 0.001BCH |
bitbank | 0.0006BTC | 0.005ETH | 0.001BCH |
上記の表からも楽天ウォレットにおける出金手数料は他社と比較しても割高であることがわかりませす。
しかし一応回避方法はありまして『一度現金にしてから別の取引所で購入し直す』という場合には手数料をかなり節約することができます。
他の仮想通貨取引所に楽天ウォレット内の資産を移動したい場合は参考にしてみてください。
口座開設時に必要な『身分証明証』の種類
口座開設に必要なものリスト
- メールアドレス
- 銀行口座
- 本人確認書類
- 楽天会員のアカウント
本人確認書類の例
- 運転免許証(表面と裏面)
- パスポート(「顔写真ページ」と「住所記載ページ」)
- 在留カード(表面と裏面)
- 特別永住者証明書(表面と裏面)
- 運転経歴証明書(表面と裏面。交付年月日が2012年4月1日以降のもの)
- 住民基本台帳カード(表面と裏面)
- 個人番号カード(表面のみ、裏面は提出不要) ※「通知カード(写真なし)」は本人確認書類としては利用不可。
既に楽天会員の方
楽天会員の方は画面内に表示されている『楽天会員の方はこちら >』というボタンをおすることで次のステップに進むことができます。
まだ楽天会員ではない人
まだ楽天会員ではなくアカウントを持っていない方は新しく楽天アカウントを作成する必要があります。画面内の『楽天会員でない方はこちら >』を選択してアカウントを作成してください。
楽天銀行に口座をお持ちの場合、本人確認書類の提出は不要です。楽天銀行に口座をお持ちでない方は「らくらく本人確認」からお進みください。
『各種交付書類の承諾』の画面に移ります。
ここから先に進むには画面内に表示されている『規約に同意』し個人情報保護方針に同意をする必要があります。
画面下記の『上記規約等を確認し規約及び個人情報保護方針にどうします』の欄に『チェック』を打って次に進んでください。
内部者であるかどうかの確認を行います。
特定暗号資産の開発プロジェクトをはじめとする団体に所属している場合、または関係しておりない日情報を取得できる環境にある人は『はい』を選択します。
ほとんどの方は『いいえ』を選択することになりますので安心してください。
ちなみに以下の条件に当てはまる人もセーフです。
暗号資産(仮想通貨)・ブロックチェーンを扱う企業や団体に関係しているが、暗号資産自体の開発とは無関係である 暗号資産(仮想通貨)取引所で口座開設し、取引をしている 暗号資産(仮想通貨)を保有している
引用元:https://rwallet.my.site.com/faq/s/article/105-18
楽天ウォレットIDの登録を行います。
楽天IDの登録 IDと指定利用する『メールアドレス』と『パスワード』を画面内に入力してください。
※登録するメールアドレスは『楽天会員』のメールアドレスとは異なるものでもOKです。
勤務先の情報を入力します。正確に入力してください。
外国PEPsとは外国政府などにおいて公的地位にある人のことを言います。
基本的にはみなさん関係ないと思いますので問題ないと思います。
(楽天銀行口座をお持ちでない方)らくらく本人確認で行う
楽天銀行を持っていない方は『らくらく本人確認』を行います。
『らくらく本人確認』とは『eKYC(electronic Know Your Customer)方式』というスマートフォンのカメラを用いて行う本人認証の方法でして、この方法を用いれば最短即日で本人認証を完了することができます。
『スマートフォン』と『本人確認書類』の撮影を行いますので準備をして下さい。
- カメラ機能付きの”スマートフォン”
- 本人確認書類(運転免許証など)
本人確認ページに移動すると『撮影画面』になると思いますので、画面の指示に従って作業を行なってください。
この認証が終わると『本人確認の審査』の段階に移行しますのでしばらく待ちます。
本人確認が無事に通った場合には登録したメール宛に『口座開設通知』が届きます。
これで楽天ウォレットを用いて暗号資産取引を行うことができます。
こちらの手順は楽天銀行の情報を入力するだけですので入力する内容は『支店番号』と『口座番号』のみです。
- 本人確認方法に「楽天銀行」を選択
- 楽天銀行の情報(支店番号と口座番号)を入力
仮想通貨をこれから初めて購入する人や、どの銘柄を選べば詐欺等のリスクをさ得ることができるのかを把握しておくことはとても重要です。
まず基本的に仮想通貨において100パーセント安全な銘柄は存在しません。
どんなに安全だとされている銘柄でも、なんらかの不祥事が生じれば一気に価格下落する可能性もありますし、”海外取引所”を利用すれば詐欺銘柄を購入してしまうリスクもあります。
ですので、初心者のうちは以下で紹介する2つのポイントを意識して仮想通貨の銘柄を選ぶようにすると良いでしょう。
- ホワイトリスト入りの銘柄から選ぶ
- 仮想通貨ごとのプロジェクトを把握する
仮想通貨銘柄を選ぶ際の選定基準として『プロジェクトに内容』も重要項目の一つです。
初心者の人はあまりイメージできないかもしれませんが、実は多くの仮想通貨には一つ一つプロジェクトが存在します。
例えば仮想通貨全体で時価総額2位を誇る『イーサリアム』はブロックチェーンでスマートコントラクト(自動的に実行される契約)を実装することを目的としています。
さらにXRP(エックスアールピー/リップル)は国際送金を目的として開発されており、新しい国際送金手段として注目され始めています。
仮想通貨は上記の他にもあらゆる銘柄とプロジェクトが存在しているため、購入する前にはしっかりと内容を把握しておくようにしましょう。
また当ブログでは初心者向けの銘柄の紹介をも行っています。
興味がある人は『【初心者向け】オススメ銘柄:初めての人でも比較的安心に購入できる仮想通貨トークンの紹介|暗号資産を始めよう!』を参考にしてください。
仮想通貨の取引に慣れてくると様々な銘柄に手を出したくなります。
しかしながら日本国内では取引所が仮想通貨の銘柄を取り扱う際の規制が海外と比べて厳しいため、良くも悪くも取扱銘柄は少なく中級者以上になってくると段々と物足りなくなってくるでしょう。
そうなれば『海外取引所』という取扱銘柄の豊富取引所を利用するようになると思うのですが、国内取引所よりも規制が緩い分だけ『詐欺銘柄』も多数存在します。
さらに『突然日本人向けのサービスを打ち切る取引所』も規制の関係上増えてきているため、『事前に通知されるアナウンスに気づかずにいつの間にか口座がなくなっていた』という悲劇に見舞われる可能せもなきにしもあらずです。
このようなことからも海外取引所を利用する際のリスクに関してはしっかりと把握しておくようにしましょう。
海外取引所のリスクに関しては『【初心者向け】海外取引所のリスク|仮想通貨で国外の取引所で口座開設をする際の注意点&トラブル回避方法』にて紹介しておりますのでぜひ参考にしてください。