近年、暗号資産投資というが巷で流行っており興味を持って投資をしている人も多いと思います。

暗号資産は新しい送金手段として世の中から注目されているテクノロジーでして、世界中の人が簡単に個人間送金を行うことができるようになることが期待されています。

しかし、2023年時点においては暗号資産の送金手順は簡単ではなく、初心者の人が躓く要因とされています。

現状、暗号資産の送受信の際に利用する『入金アドレス』の利用時には最新の注意を払う必要があります。

例えば暗号資産の入金時には『入金アドレス』というランダムな文字列をを入力する必要があるのですが、一文字でも入力間違えをしてしまった場合には暗号資産はどこかに消えてしまいます。

従って暗号資産の入金アドレスの入力は必ず『コピー&ペースト』で行う必要があります。

それでも、『コピー&ペーストする対象を間違える』といったミスをしてしまう人が後をたたないわけですが…。

そこで今回の記事では初心者の人向けに、暗号資産送金時の『よくあるミス』と『対策方法』に関するお話をしていきたいと思います。

暗号資産の入出金で一番よくあるミスが『アドレスの入力間違え』です。

暗号資産を保管するためのウォレットにはそれぞれ独自の『入金アドレス』が設定されており、入出金のたびに入力を必要とします。

暗号資産の入金アドレスは『bc1qwxx30e2stefum7zhza8czgf62yeguxfhwv89v6』のような複雑なアドレスが割り当てられているのですが、一文字でも間違えてしまったらお終いです。

従って入金アドレスの入力の際には必ず『コピー&ペースト』を徹底するようにしましょう。

暗号資産の種類によっては入金アドレスの他にももう一つ『タグ』や『メモ』と言ったようなもう一つのサブ入力要素があります。

これのサブ要素の役割は暗号資産の入金手続きを確実なものにするためのものでして、入金画面で表示されていたら必ず出金画面でも入力するようにしましょう。

もし入力を間違えてしまった場合には『保有暗号資産残高が反映されない』などの問題が生じる可能性があります。

もし入金画面で『入金アドレス』と『メモ』の両方の入力を求められたら必ず入力するようにしましょう。

中級者や上級者でもよく犯す間違えとして『送信先のネットワークを間違える』というものがあります。

暗号資産には『一つのトークンでも複数のネットワークに対応している』ものが多数あります。

例えば暗号資産の中でもメジャーな『Ethererum(イーサリアム)』においても6つ以上のネットワークに対応しています。

Ethereumの出金時には『どのネットワークに送金するか？』ということでネットワークを選択することになるのですが万が一にでもネットワークの選択ミスをしてしまった場合には資産を失います。

アドレスの入力ミスであれば取り戻せる可能性はゼロではないのですが、ネットワークを間違えてしまうと『暗号資産トークンが消滅』してしまう可能性がありますので、絶対に避けるべきミスであると言えます。

暗号資産トークンの送金を行う際、特に”初めてのアドレスに送金する時”には『テスト送金』を実施することをオススメします。

テスト送金とは『極少量の暗号資産トークンだけを送金する』ことでして、この段階で無事に意図した送金先にトークンが届けばテストは成功で、安心して送金をする事ができます。

暗号資産の入金アドレスは大変複雑で長いものがほとんどです(というか全て長い)。

従って入金アドレスを入力するときは必ず『コピー&ペースト』で入力をするようにしてください。

基本的にほぼ全ての入金画面では『アドレスをコピーする』のようなボタンが表示されています。

直感的にわかるとは思いますので、アドレスのコピーを行う際には必ずボタンを押してコピーをすると良いです。

暗号資産取引所によっては『ホワイトリスト機能』が搭載されています。

ホワイトリスト機能とは『宛先帳』のようなものでして、あらかじめ送金先の情報や入金アドレス等を登録し、暗号資産を送金するときは登録した宛先を選択して送金手続きを行える機能です。

ホワイトリストにあらかじめ登録しておくことで一々入金アドレスの入力をする必要がなく、ミスなくスムーズに暗号資産の送金を実行する事ができますので大変便利です。

もしお使いの取引所やウォレットがホワイトリスト機能に対応しているのでしたら積極的に利用するようにしましょう。

暗号資産の業界に慣れてくると『自分で暗号資産を管理したい』という考えが芽生えてくる人もいます。

暗号資産を個人で管理する場合には『ウォレット』というツールを利用する必要があるのですが、この保管方法は取引所口座と比較してかなり『ハッキングリスク』が高くなります。

ウォレットがハッキングされてしまうと、そのウォレットに保管されている暗号資産全てを失うことにつながりますので最新の注意が必要です。

詳しくは『ハッキング対策：メタマスク等のウォレットを”不正アクセス”から守るために厳守すべきルール』という記事にて紹介しているためよろしければ参考にしてください。

ハッキング対策：メタマスク等のウォレットを”不正アクセス”から守るために厳守すべきルール

暗号資産ウォレットは多くの人が『MetaMask』等の”オンラインに常に接続されている”ために常にハッキングのリスクがあります。

X/Twitter上の投稿などを見ても『暗号資産が抜き取られた！！』などの投稿は定期的に見かけますので、明日は我が身だと思っておいた方が賢明でしょう。

特に初心者のうちは暗号資産を大切にかつ安全に保管したいでしょうから不安だと思います。

そこでオススメしたいのが『コールドウォレット』という”オンラインから隔離されウォレット”です。

コールドウォレットは”独立したデバイス型”のウォレットでして、暗号資産の入出金をするときのみインターネットに接続し、あとは安全なオフライン下で暗号資産の保管をする事ができるものです。

以下に個人的にオススメのコールドウォレットを紹介していますので、安全なコールドウォレットを求めている人は是非利用を検討してみください。

また、コールドウォレットの紹介記事のURLも貼っておきますので、そちらも併せて参考にして下さると嬉しいです。

Ledger Nano S Plus(レジャーナノSプラス)｜安全で安く使いやすいコールドウォレットの紹介

Ledger Nano X(レジャーナノX)｜大人気の安心安全なコールドウォレットの紹介