チェーンリンク(Chainlink:LINK)とは?|外部の情報を安全に利用するための分散型オラクル
チェーンリンク(Chainlink:LINK)とは?|外部の情報を安全に利用するための分散型オラクル
プロジェクト名 | チェーンリンク(Chainlink) |
トークン名 | LINK |
取扱取引所 | Coincheck. DMM Bitcoin. BITPOINT. SBI VCトレード bitFlyer |
公式サイト | https://chain.link/ |
- 分散型オラクルネットワーク
- “LINK”トークンの主な用途
- 様々なプロダクトを公開している
分散型オラクルネットワーク
チェーンリンク(Chainlink:LINK)はスマートコントラクトとブロックチェーン外の要素をやり取りするための分散型オラクルネットワークです。
スマートコントラクトは、ブロックチェーン上で自動実行されるプログラムですが、外部データを利用するにはオラクルが必要です。分散型オラクルは、スマートコントラクトに信頼性の高いデータを提供することで、様々な分野での活用を可能にします。
チェーンリンクはは、”AAVE”や”Compound”、”GMX”などの著名なプロジェクトでも利用されているため、Web3業界の中で最もメジャーなオラクルです。
- 金融: 金融市場のデータ(価格、金利など)をスマートコントラクトに提供
- サプライチェーン管理: 商品の追跡情報や製造履歴などをスマートコントラクトに提供
- ゲーム: ゲーム内のアイテムやキャラクターの情報をスマートコントラクトに提供
(画像)https://chain.link/
“LINK”トークンの主な用途
暗号資産トークンである『LINK』はチェーンリンクのエコシステムに対する貢献への報酬としての役割を持つ重要な物です。
エコシステム内では”信頼性の高いデータを提供するノードオペレーターに対する報酬”として支払われる物でして、データの提供元に報酬を支払うことで信頼性をが保たれます。
また、ガバナンストークンとしての役割もあり、トークンホルダーはネットワークの運営と発展に影響を与える投票に参加することができます。
- Chainlinkノードサービスの支払い:LINKトークンは、外部データソースから情報を取得しスマートコントラクトに配信するノードの運営費用に使用されます。
- ノード運営者へのインセンティブ付与:信頼性の高いデータを提供するノードオペレーターにはLINKトークン形式でインセンティブが支払われます。これにより、ネットワークのセキュリティと信頼性が保たれます。
- ステーキング:ユーザーはLINKトークンをステーキングすることができ、これによりネットワークのセキュリティに貢献し、報酬を受け取ることが可能です。
- ガバナンス:LINKトークンホルダーは、ネットワークの運営と発展に影響を与える提案に対して投票することで、Chainlinkネットワークのガバナンスに参加できます。
(画像)https://www.chainlinkecosystem.com/ecosystem
様々なプロダクトを公開している
チェーンリンクでは分散型オラクルを利用する上での大変有用なプロダクトを複数用意しております。
代表的なものとしては『CCIP(Cross-Chain Interoperability Protocol )』という、これは異なるブロックチェーン間のやり取りを可能にする物があります。
通常であれば、異なるブロックチェーン間のデータのやり取りは不可能なのですが、チェーンリンクの”CCIP”技術を利用すればそれが可能になるのです。
さらには市場データを提供する『DATA STREAM』や通貨や商品、気象などの情報を幅広く提供するための『MARKET & DATA FEEDS』などのプロダクトがあります。
- CCIP: 異なるブロックチェーン間のトークン・メッセージ転送、プライベート/パブリックチェーン接続を可能にする相互運用性ソリューション
- DATA STREAMS: 先物取引プロトコルで活用される高速な市場データ提供ソリューション
- MARKET & DATA FEEDS: 通貨、商品、気象、経済、企業、スポーツなど幅広いデータを提供するプロダクト
- PROOF OF RESERVE: オフチェーンの準備金・担保を証明し、透明性を確保するプロダクト
- FUNCTIONS: さまざまなAPIからのデータ取得
- AUTOMATION: 業務効率化
- VRF: NFTやGameFiなどで使用されるランダム生成
(画像)https://chain.link/cross-chain
国際決済サービス「SWIFT」と契約
チェーンリンク(Chainlink:LINK)はSWIFTという世界中の金融機関(主に銀行)が加盟して運営する協同組合との提携を行なっております。
2023年6月の時点でSWIFTに加盟する複数の金融機関が、SWIFTのインフラを利用して、ブロックチェーン間でのトークン化された資産の送金を指示する方法のテストを行うとの発表がされており、国際送金の場面においてチェーンリンクが活用され始めています。
現段階ではまだテスト段階ではありますが、今後の展開次第では世界中でチェーンリンクのシステムが利用されるようになる可能性が大いにあると考えられます。
分散型オラクルの評価向上
チェーンリンク(Chainlink:LINK)の将来性に関しては「分散型オラクルへの評価の向上」が大きなキーワードになると考えられます。
現状Web3業界の主要な考え方である特定の管理者が存在しない『分散』という概念はまだ世の中に浸透しておらず、主流なのは中央集権的なオラクルです。
しかし中央集権的なオラクルにはいくつか問題があり、内部者によるデータの不正や、ハッキングなどのリスクが存在しており、管理者が信頼に値するかの判断の必要性が生じます。
その点、分散型オラクルに関しては上記の問題点を全て解決することができるため現状のオラクルに取って代わる新しいシステムとしても活用が期待されています。
(画像)https://chain.link
暗号資産市場の拡大に伴うトークン価値の上昇
チェーンリンク(Chainlink:LINK)のプロジェクトの価値はトークンである『LINK』にも反映されます。
基本的にはプロジェクトの利用者数の増加や知名度の向上に伴って、トークンの価値は変改していくのですが、2024年現在において暗号資産市場は著しい発展を遂げていますのでこれに伴いトークンの価値も底上げされていくと期待することができます。
いくつかの例外はありますが、暗号資産トークンの価格は市場全体の影響を大いに受ける傾向がありますので今後の市場の動向はしっかりと見ておくようにしましょう。
チェーンリンク(LINK)を国内の暗号資産取引所で購入する際には『Coincheck(コインチェック)』がおすすめです。
Coincheckは使いやすく初心者向けであると定評のある暗号資産取引所でして、多くの人がCoincheckで暗号資産取引デビューを果たしています
口座開設手続きは以下から行うことができるため暗号資産デビューを果たしたい人は以下からどうぞ.
暗号資産取引所の口座開設が完了したら”日本円の入金”をする必要があります。
とは言っても日本円の入金方法はとても簡単で『口座振り込み』を行うような流れで入金することができますので、特に難しい点はありません。
ここまでのステップを完了させたら”チェーンリンク(LINK)”を購入することができます。
お使いの暗号資産取引所ないの”販売所”または”取引所”のいずれかの取引形態で暗号資産を購入しましょう。
購入が完了したら、暗号資産取引所内での”保有資産”を確認して無事に購入できているかを確認しましょう。
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分散型オラクルの需要は増すと考えられるため将来性はあると考えられます。
チェーンリンク(Chainlink:LINK)は『分散型オラクル』なのですが、このようなプロジェクトは暗号資産関連のプロジェクトの中でも競合が少ないため、将来性は大変高いと考えられます。
一応、Corda、Koleido、Hyperledgerなどの競合は存在するのですが、別系統のプロジェクトと比較してもかなり競争相手は少ない傾向にあります。
チェーンリンク(Chainlink:LINK)は既存の分散型オラクルの中でも最大手と言ってもよく、プロジェクトの内容もよく練られているため、将来的に堅実的な発展を遂げていくと期待することができます。