暗号資産を送付する前に銘柄が正しいかを念入りに確認するようにしましょう。

暗号資産の送金を行うときにまず注意したいのが『送金手続きを行う暗号資産を間違えない事です』

暗号資産の入出金では『送金先』と『入金側』が同じ暗号資産を選択している事が重要です。

例えば『Bitcoin』の場合ですよ『Bitcoin専用の出金画面』と『Bitcoin専用の入金画面』がそれぞれ存在します。

Bitocoinを受け取る側は『Bitcoinの入金画面でBitcoin専用の入金アドレス』を選択し、送金する側に教える必要があります。

このときにどちらかの側が『別の暗号資産銘柄の情報』を利用してしまうと、Bitcoinが対応していない別のアドレスに送金されていまい、資産を喪失してしまう可能性があるのでうs。

よくある『銘柄選択ミス』の例

よくある暗号資産の銘柄選択ミスの例としては『BitcoinをEthererumのアドレスに送金してしまう』という事例ですね。

BitcoinとEthererumのブロックチェーンは全く異なるものですから、間違ってBitcoinを入金してしまった場合には、Bitcoinが消失してしまい暗号資産を失ってしまいます。

これはBitcoinに限らず、他のあらゆる暗号資産銘柄にも言えることですので暗号資産を送金するときには必ず『自分がどの銘柄を送金しようとしているのか』を念入りに確認するようにしましょう。

暗号資産の入金アドレスはとても”複雑な文字列”である

暗号資産の送金を行うときには『送付先のアドレスの入力』は最新の注意を支払う必要があります。

暗号資産の『口座』や『ウォレット』にはランダムな英数字で構成された複雑な文字列が利用されています。

従って手入力で送付先のアドレスを入力しようとすると、絶対に間違えることになります。

従って、暗号資産を送付するときには必ず送付先のアドレスを『コピー&ペースト』で貼り付けるようにしましょう。

全ての暗号資産ウォレットには”コピーボタン”が備え付けられているため、必ず利用する

暗号資産ウォレットの入金アドレスの入力は前提といして『コピー&ペースト』で入力するというのが暗号資産業界の常識です。

よって、暗号資産の送付先につまり、『入金アドレス』が表示される画面には必ず『コピーボタン』が備え付けられています。

大抵の場合には、直感的にわかるようなデザインで配置されている事が多いので、アドレスをコピーする際には必ず利用するようにしましょう。

暗号資産は一つの銘柄で複数のネットワークに対応しているものがある

暗号資産を送金するときに注意したいのが『送付先のネットワーク』です。

暗号資産にはそれぞれ『対応しているネットワーク』が存在し、暗号資産の送付先では自由に選択する事が可能となっています。

一見この仕様は便利そうに思えるのですが、送金画面でこの選択を間違えてしまうと暗号資産の送金に失敗し『資産喪失』につながっていまいます。

別のネットワーク送金された暗号資産は基本的には取り返す事ができないため、ネットワークの選択時は最新の注意を払うようにしましょう。

Ethrerum(ETH)は特にネットワークの選択肢が多い

数ある暗号資産の中でも『Ethererum』は対応しているネットーワークが多く、送金時には『自分がどこのネットワークに送金しようとしているのか』を念入りにチェックしておく必要があります。

以下は実際の暗号資産取引所の送金画面の画像です。

上の画像を見ていただいた通りEthererumを送金する事が可能なネットワークは多く、画像をパッと見ただけでも『6種類』ほど存在します。

暗号資産の送金時においては上記のネットワークの選択を間違えたまま、送金してしまった場合にはもうお終いで暗号資産は失われてしまいます。

従って暗号資産を送金するときのネットワークの

暗号資産を送付する枚数は銘柄によって”感覚が異なる”ので注意

暗号資産を送金する際には『送金する枚数』を入力する必要があります。つまり、いくら送金するのかを選択するという事ですね。

ですが、暗号資産の送金に慣れていない人はこの場面で送金枚数の設定で間違いを起こしてしまいがちです。

例えば『Bitcoinを1万円分送金する』とします。

そこで『何枚のBitcoinを送金すればいいのか？』ということを計算すると思うのですが、これはその時のBitcoinの価格によって微妙に異なります。

この記事の執筆時の2023年10月末時点のBitcoinの価格は『5,101,670円』なのですが、これを日本円の1万円の枚数で換算すると『0.0019602BTC』となりとても複雑になります。

これは『１円の価値』と『1Bitcoinの価値』が大きく離れている事が原因であるためです。

このように暗号資産の送金時は日本円を基準に送金するBitcoinの枚数を計算する必要があるため、誤った量の暗号資産を送金しないように注意することが推奨されます

今回の記事では、初心者の人が注意したい『暗号資産の送金時の注意点』を簡単にご紹介してまいりました。

暗号資産の入出金は、中級者・上級者の人でも失敗する事が多いほど複雑で何回の作業ですので、初心者のうちはより慎重になる必要があると言えます。

特に暗号資産を初めて出金するときの緊張感は半端じゃないのでしっかりと注意点するべき点を把握しておくことをオススメします。

それでは最後に今回の記事の締めくくりとして『暗号資産送金時のチェックリスト』をまとめておきたいと思います。