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【セキュリティ】『シークレット・フレーズ』を安全に保管する方法|暗号資産ウォレットを守ろう!

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【セキュリティ】『シークレット・フレーズ』を安全に保管する方法|暗号資産ウォレットを守ろう!!

シークレット・フレーズの保管方法

暗号資産ウォレットを守る

暗号資産ウォレット正しく保護するための方法

シークレットフレーズを安全に保管しよう

暗号資産は近年、新しい形のデジタルとして注目され始めているため暗号資産の購入を考えている人も多くいらっしゃることでしょう。

購入した暗号資産をただ保管するだけでしたら『国内暗号資産取引所』で十分であるのですが、海外では暗号資産は『個人の暗号資産ウォレットで保管する』のが一般的となっています。

その理由は海外の暗号資産取引所では国内取引所ほどトラブルの際の保証が用意されていないからでして、暗号資産取引所が経営破綻された際にはユーザーは全資産を失ってしまう可能性があるのです。

シークレットフレーズの厳重な保管は、暗号資産ウォレットのセキュリティにおいて最も重要な要素です。

シークレットフレーズとは?

シークレットフレーズとは

シークレットフレーズ(シークレットリカバリーフレーズ、シードフレーズとも呼ばれる)は、暗号資産ウォレットの基盤となる重要な技術です

通常12〜24個の英単語で構成され、ウォレット内のすべての秘密鍵を管理するためのマスターキーとして機能します

シークレットフレーズの主な特徴
  1. ウォレット全体のバックアップ:1つのウォレットに対して1つだけ存在し、ウォレット内のすべてのアカウントを復元できます
  2. 高度なセキュリティ:256ビットのエントロピーに基づいて生成され、非常に長くランダムな数値を単語に変換したものです
  3. 標準化された生成方法:多くのウォレットでBIP39(Bitcoin Improvement Proposal 39)規格に基づいて生成され、2048個の英単語リストから選ばれます

このフレーズは、暗号資産ウォレットのセキュリティの要であり、最優先で隠すべきものです。

適切に保管されないと、資産の永久的な喪失や盗難のリスクが高まります。

シークレットフレーズを厳重に保管する重要性
  1. 資産の保護:フレーズが漏洩すると、第三者がウォレット内のすべての資産にアクセスできてしまいます
  2. 復元の唯一の手段:デバイスの紛失や故障時、ウォレットを復元する唯一の方法です
  3. クロスプラットフォーム互換性:異なるデバイスや他のウォレットアプリでも同じフレーズで資産にアクセスできます
  4. 不可逆性:一度失われたフレーズは、二度と取り戻すことができません

シークレットフレーズの漏洩や紛失を防ぐため、オフラインでの安全な保管、暗号化、分散保管などの方法を組み合わせて使用することが強く推奨されます

適切な管理により、デジタル資産の長期的な安全性を確保することができます。

シークレット・フレーズの保管方法

シークレットフレーズの保管方法

暗号資産ウォレット正しく保護するための方法

シークレットフレーズの安全な保管方法

シークレットフレーズの適切な管理は、暗号資産ウォレットのセキュリティにおいて極めて重要です。

以下に”6つの保管方法”を紹介しておきますので、ぜひあなたのシークレットフレーズを保管する際にご利用ください。

手軽にできるシークレットフレーズの保管方法
  1. 暗号化保管
  2. オフライン保管
  3. SDカードでの保存
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暗号資産ウォレット正しく保護するための方法

暗号化保管

シークレットフレーズをそのまま記録するのではなく、何らかの方法で変換または隠蔽してから保存することです

これにより、フレーズが第三者の手に渡った場合でも、即座に解読されるリスクを低減できます。具体的な暗号化手法

Q
具体的な暗号化手法
  1. 単語の順番変更
    シークレットフレーズの単語を、自分だけが知っているルールに基づいて並べ替えます。例えば、偶数番目の単語を先に、奇数番目の単語を後に並べるなどの方法があります。
  2. ポリュビオスの暗号表
    各単語の最初の文字を、5×5のグリッドを使用して数字に変換します。これにより、単語が数字の組み合わせに置き換えられます。
  3. 単語の一部省略
    各単語の一部(例:最初の3文字)のみを記録し、残りは記憶に頼る方法もあります。
  4. ダミー単語の挿入
    実際のシークレットフレーズの単語の間に、ダミーの単語を挿入します。本物の単語を識別するための秘密のルールを決めておきます。
  5. 暗号化ソフトウェアの使用
    PGPなどの暗号化ソフトウェアを使用して、シークレットフレーズをデジタルで暗号化する方法もあります。ただし、この場合はデジタルデータの安全な保管方法にも注意を払う必要があります。
Q
暗号化保管の注意点
  1. 選択した暗号化方法を忘れないようにすることが極めて重要です。暗号化方法を忘れると、シークレットフレーズにアクセスできなくなる可能性があります
  2. 暗号化の複雑さとユーザビリティのバランスを考慮する必要があります。過度に複雑な暗号化は、緊急時のアクセスを困難にする可能性があります。
  3. 暗号化されたシークレットフレーズも、オフラインで安全に保管する必要があります

暗号化保管は、シークレットフレーズのセキュリティを強化する有効な方法ですが、選択した方法を確実に記憶し、安全に管理することが不可欠です。

また、この方法を他の保管方法(分散保管、金庫での保管など)と組み合わせることで、さらに強固なセキュリティを実現できます

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暗号資産ウォレット正しく保護するための方法

オフライン保管

シークレットフレーズのオフライン保管は、デジタル資産を安全に守るための重要な方法です。以下に、効果的なオフライン保管の手法をいくつか紹介します。

オフラインでの保管方法
  1. 紙への記録:最も一般的な方法で、シークレットフレーズを紙に手書きで記録します。耐水性と耐久性のある紙を使用し、ペンは耐光性のあるものを選びます。
  2. 金属プレートへの刻印:より耐久性の高い方法として、チタンやステンレス製のプレートにシークレットフレーズを刻印します。これは火災や水害にも強い保管方法です。
  3. 暗号化紙保管:シークレットフレーズを暗号化してから紙に記録します。例えば、単語の順番を変更したり、ポリュビオスの暗号表を使用したりする方法があります。
  4. 分散保管:シークレットフレーズを複数のピースに分割し、それぞれを別々の場所に保管します。これにより、一箇所が漏洩しても全体が危険にさらされるリスクを軽減できます。
  5. 金庫での保管:自宅や銀行の金庫を使用して、シークレットフレーズを安全に保管します。これは盗難や火災からの保護に効果的です。

どの方法を選択する場合でも、保管場所は湿気や直射日光を避け、温度変化の少ない環境を選ぶことが重要です。また、定期的に保管状態を確認し、必要に応じて更新することも忘れないようにしましょう。

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暗号資産ウォレット正しく保護するための方法

SDカードでの保存(手軽だが非推奨)

SDカードを利用したシークレットフレーズの保管方法は、デジタルデータの長期保存に適した選択肢の一つです。

この方法では、シークレットフレーズを画像として撮影し、SDカードに保存します

保管時の注意点
  1. パソコンへの接続は厳禁です。SDカードをパソコンに接続すると、マルウェアに感染するリスクがあります
  2. 撮影時は画質に注意が必要です。黒とびや手ブレに気をつけ、シークレットフレーズが明確に読み取れる画像を撮影しましょう
  3. 複数の画像を撮影し保管することで、一枚が破損や読み取り不能になった場合のバックアップとなります
  4. SDカードは高温多湿を避け、直射日光や強い磁気に当てないよう注意して保管します

この方法は、物理的な紙の保管と比べて場所を取らず、複製も容易ですが、デジタルデータの脆弱性にも注意が必要です。

他の保管方法と組み合わせて使用することで、より安全性を高めることができます。

終わりに

終わりに

今回のまとめ

今回のまとめ

Screenshot

今回の記事では『シークレットフレーズ』に関する基本的な情報と、より安全に保管するための方法をご紹介させていただきました。

暗号資産のウォレットはインタネットブラウジング機能が搭載されているため色々なサービスにアクセスすることができますが、一度悪意のあるサイトにアクセスしてしまった場合にはインターネットを通じてシーレットフレーズが流出してしまう可能性があります。

そのため暗号資産ウォレットのシークレットフレーズは極力オフライン環境下で保管するのが好ましく『紙』や『金属製のプレート』にメモするのが好ましいです。

これから先、暗号資産の普及とともにウォレットを利用する機会も増えてくる可能性もあるため、正しいセキュリティの保護方法には木を配るようにしましょう。

今回のまとめ
  1. 暗号資産ウォレットのセキュリティ管理は徹底すべき
  2. シークレットフレーズはセキュリティの要
  3. シークレットフレーズは紙や金属プレート等にメモをするのがオススメ
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暗号資産に興味を持ち”NFTの作成”からWeb3の業界に参加。現在ではWeb3ブログを立ち上げ活動中
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