暗号資産(仮想通貨)ウォレットとは?|Web3の時代の必需品!!NFTの保管やDappsへのアクセスが可能!!
暗号資産(仮想通貨)ウォレットとは?|Web3の時代の必需品!!NFTの保管やDappsへのアクセスが可能!!
暗号資産ウォレットの定義
Web3では暗号資産やNFTなどのさまざまな最先端で魅力的なコンテンツが登場しますが、それらを利用するために必ず必要となるのが暗号資産ウォレットです。
今回の記事ではWeb3のコンテンツを利用するための必需品である”暗号資産ウォレット”について初心者の人でも理解しやすいように解説していきましょう。
暗号資産ウォレットは主に暗号資産やNFTなどのブロックチェーンに紐付けられたコンテンツを保管する際に利用されます。
またブロックチェーンを利用したDApps(分散型アプリケーション)を利用する際にも利用されます。
暗号資産ウォレットは実は暗号資産ウォレットを保有している人は、皆からならず利用しているコンテンツです。
例えば、暗号資産取引所で暗号資産を購入したとすると、あなたが購入した暗号資産はどこで保管されているでしょうか?
答えは『取引所が管理する暗号資産ウォレット』で保管されています。
もちろん、顧客ごとに暗号資産ウォレットは分けられているため他のユーザーの暗号資産と混ざるということはないので安心して欲しいのですが、私たちは意図せずとも暗号資産ウォレットを利用しているのです。
暗号資産は個人用ウォレットを利用することによって、個人でも暗号資産の管理を行うことができます。
その場合にはMetaMask(メタマスク)などのスマートフォンやPCなどで利用することができるウォレットを利用することになりますが、個人のウォレットで暗号資産を保管するメリットはどの様なものがあるのでしょうか?
- 取引所が倒産した場合に資産を守れる
- 暗号資産の送金が簡単
- ブロックチェーンを利用するWeb3アプリで即座に暗号資産を利用できる
取引所が倒産した場合に資産を守れる
暗号資産ウォレットを利用するメリットとしては「暗号資産取引所が倒産した際に自分の資産を守れる」とうものが挙げられます。
日本国内の事例として有名なのが『FTX事件』でして、2022年11月に国内暗号資産取引所である”FTX Japan”は親会社であるFTXが破綻したことを受け、顧客が口座に預けていた日本円や暗号資産の出金・出庫を停止しました。
この際にFTX Japanに暗号資産を保管していたユーザーは自身の資産を引き出すことができない状態に陥りました。
FTX Japanは迅速な対応を行い資産の返却等の処置を行いましたが、全てのユーザーに資産が返還されたかどうかはわかりません。
このような事態が生じたことにより、暗号資産ウォレットを利用して個人で暗号資産を管理する意識がユーザーたちの間で高まりました。
暗号資産の送金が簡単
暗号資産ウォレットを利用することにより、暗号資産の送金がとても楽になります。
暗号資産取引所からも送金をすることは可能なのですが、認証作業が多くてスムーズに出勤できな場合が多いです。
また取引所がメンテナンス中の場合には暗号資産の送金を行うことができないため、不自由を被ることができます。
暗号資産ウォレットであれば、ブロックチェーンが稼働し続ける限り24時間いつでも簡単に暗号資産の送金を行うことができるため、使い勝手がかなりいいです。
ブロックチェーンを利用するWeb3アプリで即座に暗号資産を利用できる
暗号資産ウォレットはブロックチェーンを利用したWeb3サービスにアクセスすることができる機能を備えており、NFTを購入するためのマーケットプレイスサイトなどがこれにあたります。
サービスを利用するためには『ウォレットを接続』してログイン状態にしてウォレット内に保管されている暗号資産を用いて買い物をしたりすることができます。
これは暗号資産取引所のウォレットではできないことですので、Web3アプリケーションを頻繁に利用する人からは暗号資産ウォレットは好まれています。
- 初心者には取り扱いが難しく、少しのミスが命取り
- 資産管理の全てが自分の責任となる
- 管理を間違えればハッキングされ資産を失う
初心者には取り扱いが難しく、少しのミスが命取り
暗号資産ウォレットを利用する際に注意していただきたいのが、初めて扱う初心者の人には操作が複雑であり、ちょっとした間違いで暗号資産を失う可能性があるという点です。
暗号資産ウォレットでは暗号資産の「送金」「入金」「交換」「保管」などの資産の管理を行うのですが、特に送金の際にアドレスの入力を間違えてしまった場合には資産を取り戻すのが難しいのです。
そのため、暗号資産ウォレットを利用する際には少額から始めて基本操作を覚えてから本格的に利用する様にしましょう。
資産管理の全てが自分の責任となる
暗号資産ウォレットでの資産の全て自分で行いますので、万が一の場合には誰もあなたの資産を保証していくれません。
取引所のような暗号資産を取り扱うサービス上で保管する場合に、ある程度の範囲で取引所があなたの資産を保証して管理してくれるので、自分自身で暗号資産を保管するのに抵抗があれば利用するのはやめておいたほうがいいでしょう。
管理を間違えればハッキングされ資産を失う
暗号資産ウォレットにはDAppsというブロックチェーン上のアプリケーションにアクセスするためにWebブラウザ機能が搭載されていたり、Webブラウザにインストールするものがあります。
通常のインターネット検索と同じ容量で利用することができるため、使い勝手はいいのですが万が一にでも”詐欺サイト”にウォレットを接続してしまった場合にはウォレット自体がハッキングされてしまう可能性があります。
ウォレットがハッキングされしまうと、保管されているウォレットが抜き取られてしまう恐れがあります。
従ってウォレットを利用する際には、利用するDAppsの安全性をしっかりと確認する必要がありあmす。
- 暗号資産の保管
- 取引の実行
- DAppsへの接続
- NFTの管理
暗号資産の保管
暗号資産ウォレットの最も使い道は「暗号資産の保管」です。
暗号資産ウォレットには”ハードウェアウォレット”や”ソフトウェアウォレット”などの様々な形態がありますが、基本的に全て暗号資産を保管するという点においては何ら変わりはありません。
ただし、暗号資産ウォレットの”パスワード”や”シークレットフレーズ”などのセキュリティ情報が流出してしまった場合には資産を失う可能性があるため取り扱いには最新のちゅいが必要です。
取引の実行
暗号資産ウォレットでは、暗号資産を使った決済や他社との資産の送受信を行うために利用されます。
暗号資産は個人間での自由な送金に特化しているため、暗号資産ウォレットを利用すれば地球の裏側の人とでも簡単にお金のやり取りができます。
DAppsへの接続
暗号資産ウォレットではブロックチェーンにアクセス可能な”DApps(分散型アプリケーション)”へのアクセスを利用する際に利用されます。
DAppsには様々な種類があり”DeFi(分散型金融)”や”NFTマーケットプレイス”などの様々な種類が存在します。
つまり今後展開されていくであろうWeb3関連のサービスを利用する際には大抵の場合ウォレットを利用することとなります。
NFTの管理
暗号資産ウォレットは”NFT(非代替性トークン)”の保管したり送付したりすることができます。
NFTとは”画像”や”音楽”などのデジタルデータをブロックチェーンと紐づけることで唯一性を付与できる新しい形のデジタルコンテンツです。
暗号資産ウォレットではこのNFTをコレクションのように管理することができるので、NFTコレクターからの利用されています。
MetaMask | |
---|---|
対応デバイス | PC・スマホ |
対応チェーン | Ethereum・Polygon・BNB etc |
NFT保管 | ◎ |
ブラウザ機能 | ◎ |
MetaMask(メタマスク)は暗号資産ウォレットの中で最もポピュラーなウォレットでして初心者から上級者まで幅広い層が利用してます。
対応しているチェーンはEthereumとEVM(Ethereum Virtual Machine)互換性のあるブロックチェーンにおり、他のウォレットと比較してもトップクラスに保管できるトークンの量が多いです。
テストネットにも対応しており、メタマスク一つで様々なDappsのテストをすることができるため大変有用なアプリです。
MetaMaskには暗号資産をクレジットカード決済で購入することができる機能が最近搭載されました。
残念ながら対応している銘柄は少なくお使いのカードが利用できるのかは定かではないのですが、今後自由に暗号資産を購入できる様になる可能性があります。
当面は暗号資産取引所で購入した暗号資産をウォレットに保管する方法の方が主流だと思われます。
MetaMaskにいはブラウザ機能がついているため、ウェブ上に存在する様々なDappsに接続し使用することができます。
接続方法も簡単でDappsの画面上にある『Connect to Wallet』というボタンを押してMetaMaskを選択することで接続することができます。
NFTマーケットプレイスやDeFiなどを利用したい人はブラウザ機能を使いましょう。
価格 | 税込25,499円(送料別) |
ストレージ容量 | 100以上のアプリをインストール 5,500個以上の仮想通貨を管理可能 |
接続 | USB-C |
Bluetooth | 無し |
バッテリー | 無し |
対応コンピューター | Windows 8+、macOS 10.8+、Linux |
モバイル版Ledger Live | Android, iPhone |
セキュリティ | 認証済みセキュアエレメント(CC EAL5+) |
Ledger Nano X の基本情報・特徴
Ledger Nano X は暗号資産ウォレットの中でも”ハッキングに強い”と言われているコールドウォレットの中の一つです。
先ほど紹介したMetamask(メタマスク)アプリケーション型で常にインターネットに接続されているために常にハッキングリスクに晒されていますが、こちらは通常時はオフラインであるためハッキングにはとても強い設計となっています。
多額の資産を暗号資産で保有している人のほとんどはコールドウォレットで保管しているため、長期的に暗号資産の保管をする人には大変オススメのウォレットです。
Ledeger Nano XはLedger社製のコールドウォレットの中のミドルモデルでして、価格に関して中堅価格の『税込25,499円』となっています。
価格自体は一つ下のグレードと比較すると高いように感じると思いますが、後ほど紹介するよにBluetoothに対応しているため、利便性に関しては値段に見合ったものがあると思います。
Ledger社製のコールドウォレットで、より良い製品が欲しい方にはLedeger Nanoがベストチョイスと言えるでしょう。
Ledeger Nano Xは『Bluetooth接続』に対応しているため、無線でスマートフォンやPCと接続する事ができますのでさらに利便性が向上します。
『Bluetooth接続』に対応することによって『iOSアプリにも対応』しますので、iPhoneでも利用する事ができます。
もしLedger製品とiPhoneを組み合わせて利用したい人はLedeger Nano Xを選択すると幸せになれると思います。
今回の記事では今後普及してくであろうWeb3業界のサービスを利用する際に絶対必要となってくるであろう「暗号資産ウォレット」について初心者の人でもわかりやすい様に概要をお話ししてきました。
暗号資産ウォレットは暗号資産やNFTなどのトークンを保管するためのものでして、ブロックチェーンサービス等に接続して利用することができます。
暗号資産ウォレットは2024年時点であまり世の中には普及していませんが、今後は多くの人が利用することになると思いますのでぜひ基本的な内容だけは把握しておきましょう。
さて、最後になりますが当ブログでは他にもWeb3初心者の方に向けての解説記事を公開しておりますので、これからWeb3を学びたいという人はぜひ今後とも当ブログをご利用ください。